和ろうそくの選び方 |
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一般的に和ろうそくの形は、棒型やイカリ型で他にインテリア調のものなどがあります。 棒型は、まっすぐ細長く若干上のほうが太くなっていきます。 |
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イカリ型は、上に行くほど大きくなり真ん中ぐらいがくびれていて三味線のばちを立てたような形になっています。
当社では、寺院様の法要などに使われる大きいサイズ(小大黒屋では、20号以上の17cmを超えるサイズ)は、イカリ型和ろうそくのお問い合わせが多く、
小さいサイズ(小大黒屋では、10号ぐらいの15cm以内のサイズ)の場合は、棒型のお問い合わせをよくいただいております。 和ろうそくは、地域や各宗派によって形や色などが異なりここにあげることが全てではありません。 |
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三尺仏間に入るお仏壇(横幅90cm)であれば1号から2号サイズがちょうど良く大型のお仏壇(横幅120cm、高さ170cmを超えるもの)であれば5号サイズが良いでしょう。
和ろうそくは、炎が大きくろうそく本体の長さの半分ぐらいのまで火がのびて大きくなる場合もありますので高さが低めのお仏壇では、大きいサイズは危険です。 最近では、小さめのお仏壇や少しの時間だけ火をつけるように5cmの和ろうそく(当社では豆ちびと呼びます)などもございます。 |
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赤い和ろうそくは、朱ろうそくと呼ばれ、お仏壇のお精入れお嫁入り、また、浄土真宗では、報恩講、7回忌以降の年忌法要や正月などの慶事、おめでたい法要や儀式などに用いられています。 形は寺院様では、イカリ型がよく使われ、一般のお仏壇では棒型が使われているようですが、小さいイカリ型をお仏壇で使用する場合もあります。これも地域、宗派によって違うので全て同じではありません。 |
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和ろうそくに花を描く習慣は、東北や北陸で始まりました。冬は雪深く花が取れない期間が長いことから蝋燭に花を描き仏様に供えたといわれます。
今では、枯れない花として、法事でのお供えや、数日、家を空けるときなどにお仏壇にかざるなど、として用いられています。
お仏壇が暗くならないように花蝋燭などを飾り華やかにしてあげましょう。
また、花ろうそくはインテリアとしても使われ、季節感を演出するために飾られることもあります。 |
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金ろうそくは僧侶の方の結婚式など慶事に使用され、銀の和ろうそくは僧侶の方の葬儀など弔事に使われています。 和ろうそくの表面に、金箔、または、アルミ製箔もしくは銀箔を張り製造されます。銀箔は張り付けてしまうと酸化がすすみ2,3ヶ月で変色してしまうため通常は、受注生産となっています。 |